GRone BX141Wの裏配線とほこり対策
魅せるPCを目指して、ガンダム1号機をドレスアップしてきましたが、見えない部分もきれいにするために、今回カー用品で使うエーモン工業の配線チューブを用いケーブルの結束をして、裏配線も皆さんに見せられるレベルになるよう改善していきます。
この商品はCONECO・NETで、厚揚公太さんとがんこなオークさんがレビューされていたもので、なかなかの優れものですので、参考にしてみて下さい。
使用する配線チューブは品番1115で5Φの配線チューブです。
Amazon等でも取扱いしていますし、チューブカラーも黒色を基本に赤や白色もありますので、ケースのカラーに合わせて選ぶのもいいかもしれません。
エーモン工業 1115 配線チューブ 5φ
配線チューブ規格
◆配線チューブ1120 / 3φ 2m ファンコンやファン等の細目のケーブル用
◆配線チューブ1115 / 5φ 2m 電源ケーブル等のやや細目のケーブル用(ケーブル4本までOK)
◆配線チューブ1116 / 7φ 2m 電源ケーブル等のやや細目のケーブル用(ケーブル6本までOK)
◆配線チューブ1117 /10φ 2m USB3.0ケーブル等のやや大きめのケーブル
◆配線チューブ1118 /15φ 1.5m PCでは使わないサイズかな?
説明書を必ず読んで装着しましょう!
チューブを逆そりにして装着すると容易にできます。最初この説明書を見なくて作業していたら、ケーブルを10㎝収納するのに10分くらいかかりました。簡単装着用のコルゲートチューブ用の通線治具というのもあります。
ファンコントローラーのコネクタ周辺の現状
赤や白、黒いケーブルが不揃いであまり綺麗とは言えない状態です。
ファンケーブルとSATAケーブル
白いケースに黒いケーブルまでは許せますが、このファンケーブルは本当にセンスがないですね!将来的にはファンは全部買い替えると思いますが、それまでは何とかしないと・・・
ケースボトム付近
こちらの部分にフロントからと、5インチベイ用のファンケーブル4本を収納していますが、おかげで電源ケーブルが収納できません。
フロント部分もケーブルの収拾ができていません
電源用ケーブルやSATA電源ケーブル、ファンケーブルとフロント部分はグチャグチャです。必要最小限にすればこんな感じにはならないのですが・・・
ファンケーブルをケース外に
とりあえずファンケーブルをケース外に出してみました。ケースファンが7台、CPUファンが4台あるので配線は困難を極めます。BX141W付属のファン5台がスリーブ加工もしていないので、一番厄介な存在です。これを今回配線チューブを使った結束をしていきます。
説明書通りに収納していきます
チューブを切れ目を開くように逆に反らしたら、簡単に収納できました。本当はファンをケースから外して行えばもっとし易いはずですが、面倒なのでケーブルだけを外して収納していきます。
ファンコントローラーも配線チューブを使う
ファンコン用のコネクタケーブルも配線チューブを使いました。
3.5インチベイも片付きました
配線チューブとスリーブケーブルで黒に統一したので、いい感じになりました。現状ではSSD×1、HDD×1だからSATA分岐ケーブルは必要ないのですが・・・
5インチベイ側面
ここはケーブルの密集地帯です。何とか片付きましたが、もう少し改善の余地ありですね!
赤いATX24Pin用スリーブケーブルもカッコいいのですが、ケース裏ではこんな状態になります・・・
ケーストップの配線
ここはCORSAIR LINK2用のケーブルが密集しています。H100iをサンドファンにしていますので、ファンケーブル6本分がこの部分で配線しています。ほとんどは2㎝の裏スペースの隙間に隠していますが、さすがに6本はきついです。
裏配線はこんな感じになりました!
ファンコンがあって、CORSAIR LINK2もあり、スリーブケーブルもあったらこれが限界ですかね?白いケースだから、配線がはっきり見えますが、白い結束固定ベースをかなり使ってケーブルの固定をしています。
ガンダム1号機のほこり対策
吸気ファンを4ヵ所設置して、ケース内の正圧を目指していますが、BX141Wはケーストップを始め、思いのほか排気口が多く、排気ファンはいらないのではないかと言うくらい、冷却重視のケースであります。
Z9Plusのときも、ほこり対策はかなりしていたと思いますが、今回のBX141Wの付属フィルターは目が粗く、予想以上に細かい埃が侵入していたので、吸気ファンを二重フィルターにして、極力埃の侵入を防いでいきたいと思います。
電源の上でいつも埃の侵入具合を確認
1日でこのくらい(これは半日分くらい)埃が溜まります。リアもスカスカだから普通なのかもしれませんが、個人的には許せません!
防塵効果で定評があるアイネックスCFA-Aシリーズ
Z9Plus時代から愛用しているアイネックスCFA-Aシリーズのアルミファンフィルターです。水洗いも可能でサイズとカラーバリエーションも多く、今回はファンのサイズに合わせて140㎜BKを購入しました。
網状のフィルターは起伏があり防塵効果と通気性を両立
CFA-140A-BKのいいところは網状のフィルターを採用して、形状が突起している点が評価できます。エアコンのフィルターと同じ考え方で、突起の突端には埃が付着しにくく突起の上から空気を吸い込み、肝心な埃は谷間に溜まっていくという理想的なアルミファンフィルターです。
サイドパネルに設置
マザーボードの裏側から140㎜ファンで吸気するために、CFA-140A-BKを選びました。ここは二重でフィルターを設置できないため、よりフィルター効果が高いこのフィルターにしました。
SilverStone SST-FF141
これが一番のお気に入りのフィルターです。何と言っても磁石付きで、メンテナンス簡単なのがGoodです!ただ少しこちらも目が粗いのがたまにキズですが・・・
フロントパネルのフィルター
ここからの埃の侵入が一番多そうです。フロント部分に14㎝ファンが2台あり常に1000rpm以上で吸気していますので、仕方ありませんが、ここはSilverStone SST-FF141でカバーしていきます。
フロントのフィルターを外してみます
ワンタッチで外せるフィルターですから凄く便利です!この部分のフィルターは週1回は掃除しています。
フロントファン×2
フィルターから2㎝くらいスペースがあり、ケース本体にファンを設置しています。この白い鉄板があるのが良かった。
SilverStone SST-FF141を設置
磁石があるので簡単設置です。ネジは全く必要ありません。
SilverStone SST-FF141で埃をシャットアウト
SST-FF141が2枚きれいに設置できます。これでフロント部分の二重フィルター完成です!
ボトムにもSST-FF141を設置
リアにも2台ファンが設置可能ですが、現状では左側に1台だけ設置しています。ここはケース付属のフィルターに直接SST-FF141を被せています。これでボトムもほこり対策OKです!
魅せるPCも大事ですが、埃対策も大事な部分でもあります。特に静電気が多いこの季節は注意が必要です。裏配線に関してはマザーボード裏に吸気ファンを設置していますので、裏面のエアフローを考えたら必要な項目になります。やっと手付かずだったこの2つも対策も大体できたので一安心です。
次回、ファンコンの電圧レギュレーターがかなり高温になっているので、小型ファンを設置していきたいと思います。
CONECO・NETレビュー
網状の突起形状に秘密があった!
見えない部分もきれいにしたい!
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