07 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 09

    フリーズ物語

    スポンサーサイト 

    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。
    --/--/-- --. --:-- | trackback: -- | comment: -- | edit

    Liquid Copperは最強グリスになれるか? 

    Liquid Copperを試してみる

    発売以来人気急上昇中のJP-DX1ですが、扱いやすさや冷却性能を考えれば当然の結果でしょうか。個人的には他にPK-3やXi-3 HDTも愛用しています。
    先日発売されちょっと気になるLiquid Copperは、熱伝導率は11.8W/m・kで高純度銅微粒子を配合したペースト状のグリスで、JP-DX1を超えるような冷却性能があるでしょうか?

    Liquid Copperの製造メーカーであるCoollaboratoryといえばLiquid Proが有名で人気実力ともNo1グリスですが、アルミを浸食するのでアルミ製のヒートシンクには対応できない、導電性がありショートの危険性がある、粘性のない液体のため塗布が難しいなどデメリットもありますが、圧倒的な人気の理由はその恐るべき冷却性能であるのは間違いありません。
    そのCoollaboratoryから発売されたLiquid Copperであれば、それなりの期待は持てそうですが如何でしょうか?


    Liquid Copper
    Liquid Copperはグリスとしては珍しい高純度銅微粒子を配合した、シリコンベースの高性能グリスです。銀やダイヤモンド配合より熱伝導率が低そうですが、冷却性能が気になります。
    Picture 1013_R


    取扱説明書
    取扱説明書は見ての通り日本語は一切ありません。詳しい情報は正規代理店の親和産業のページを参考に
    Picture 1564_R


    Liquid Copperの製品仕様
    熱伝導率が11.8W/m・kで最近使っているJP-DX1より低い数値です。Liquid Copperの注意点は導電性があるため端子などへ付着したまま使用するとショートする可能性があるので、付着した場合はすぐに拭き取ることが大事です。一応以下の厳重注意事項を読んだ上で使用するようお願いします。
    厳重注意事項
    ①電気伝導有り!
    塗りすぎによるはみ出しは端子等へ付着しショートしてしまいます。付着した場合は直ぐに拭き取って下さい。
    ②ご使用は自己責任でお願いします。いかなるトラブルも保証致しません。

    Picture 1561_R


    塗布用プラスチックカード付属
    GH-01のヘラを多用していますが、プラスチックカードのほうが均等に伸ばせるがいいですね!ただし半透明でないので実際どのように塗られているかが分からないので、グリスのはみ出しは要注意です。
    Picture 1523_R


    容量は1ml
    容量はグラム表示でないので1mlってどの程度なのか分からないですね!PK-3やLiquid Copper等、容量が少ないグリスはシリンジのシールを剥がして残量を見ながら使うのがいいでしょうね!
    Picture 1525_R


    ペースト状のグリス
    高純度銅微粒子(99.9%)配合ですから、グリスはこんな色になるのですね!珍しいグリスであるのは間違いないです。
    Picture 1528_R


    シールを剥がしてみる
    1mlですからどのくら入っているかと思ったら、きっちり1mlのメモリのとこまで入っています。恐らく1.0g~1.5gの容量のようで3回くらいは使えるかな?
    Picture 1531_R


    検証はP280MW Window機
    今回の検証はLiquid Copperは導電性があるという注意点を考慮して、万が一故障をしてもダメージが少ない予備機で行います。高純度銅微粒子ですから使っているうちに酸化してCPU表面やCPUクーラーのベースプレートが変色することも考えられるため、あまりメイン機では使いたくなかったので・・・
    Picture 1535_R


    Liquid Copper PC構成


    ELC-LT120X-HPのベースプレート
    CPUと接触するベース部をAS-CLNで綺麗に拭き取ります。1か月間ですが今まではXi-3 HDTを使っていました。
    Picture 1540_R


    CPUも綺麗にします
    Picture 1545_R


    Liquid Copperを適量出してみる
    予想はしていましたが妙な色のグリスです。見た目が良くない(^_-)-☆
    Picture 1546_R


    グリスを伸ばしてみる
    塗布用プラスチックカードを使いまずは伸ばしてみます。ペースト状のグリスですから想像以上に柔らかく伸ばしやすいです。JP-DX1やXi-3 HDTと比較しても更に伸ばしやすそうです。
    Picture 1549_R


    まずは薄塗りで様子見
    まずは薄塗りでCPUクーラーを取り付けて、どのような状態になるか確認します。
    Picture 1551_R


    CPUクーラーを外してみる
    銅ベース面には綺麗にLiquid Copperが付着しています。塗布用プラスチックカードで均一に伸ばされていましたのでムラも無かったようです。
    Picture 1552_R


    CPU表面も確認
    CPU表面にはあまり付着していませんね!ペースト状で粘度がないのでこんな感じになりそうです。
    Picture 1554_R


    綺麗に伸ばして完成!
    最終的にはこんな感じで仕上がりです。塗布用プラスチックカードで横方向10回、縦方向5回くらい丁寧に伸ばしたらこれくらいになります。注意点としてはCPUソケットカバー右側に2か所Liquid Copperが付着していますが、綿棒にエタノールをつけて綺麗に除去した方がいいでしょうね。
    Picture 1557_R


    OCCTでCPU温度を確認
    G3258 4.7GHz Vcore1.340VでOCCTを走らせました。Liquid Copperを使用して1時間くらいしか使っていないので馴染んでいない可能性もありますが、まずは30分だけOCCTをしてみます。
    Liquid Copper OCCT47 1


    Liquid CopperでのCPU温度は?
    前々日にXi-3 HDTでOCCTをしていましたが、予想以上に高温になります。CoreTenp読みで最高温度は以下のようになりました。室温19.6℃とやや暖かい朝の検証でしたが・・・
    Core#0  81℃ 
    Core#1  69℃
    2014-10-20-05h27-Temperature-Core #1


    JP-DX1のOCCT
    今回JP-DX1での検証はしない予定でしたが、Liquid Copperがかなり高温だったので急きょ確認しました。こちらは塗布してすぐにOCCTをしています。室温20.2℃にて検証しています。
    Core#0  72℃ 
    Core#1  60℃
    2014-10-20-06h29-Temperature-Core #1


    Xi-3 HDTでのOCCT
    2日前の室温は15.8℃をかなり寒かったこともありますが、最高温度もかなり低かったのに・・・
    Core#0  67℃ 
    Core#1  53℃
    2014-10-18-23h49-Temperature-Core #1


    4.8GHzでのXi-3 HDT
    Core#0  79℃ 
    Core#1  69℃
    2014-10-18-00h13-Temperature-Core #1


    Liquid Copper HWiNFO64
    Liquid CopperでのOCCT時のHWiNFO64です。予想以上に冷えなくて焦りましたが、やはりMax81℃とXi-3 HDTやJP-DX1とはかなりの性能差がありました。
    Liquid Copper HWinfo64 47


    JP-DX1のHWiNFO64
    JP-DX1は71℃と優秀な温度で終了しました。Liquid Copperと設定は全く同じなのにこれだけ差が開くと意外でした。
    DX1 OCCT47


    Liquid Copper CINEBENCH R15
    室温19.6℃での検証です。G3258 4.7GHz Vcore1.340V
    Liquid Copper CINEBENCH22

    JP-DX1 CINEBENCH R15
    室温20.2℃での検証です。G3258 4.7GHz Vcore1.340V
    DX1 CINEBENCH47


    Xi-3 HDT CINEBENCH R15
    室温15.8℃での検証です。G3258 4.7GHz Vcore1.340V
    Xi-3 HDT CINEBENCH


    期待して購入したLiquid Copperでしたが、ハイエンドグリスと比較するとやや物足りない結果になりました。塗りやすさは一番扱いやすい点は評価できますが、ここまで最高温度が開くとややメインで使うには不安があります。
    2週間くらい使い馴染んでしまえば2~3℃は低くなるのでしょうが、導電性もあり正規代理店の親和産業のページに、「上級者向けのマニアックな製品となります」とあるLiquid Copperを使う方は限定されそうです。

    一番気になるのは酸化した場合どのような感じになるかですね!
    変色だけで終わればいいですが、もしかしたらCPUとCPUクーラーが固着する可能性もあるかもです。となれば場合によってはすっぽんなんて最悪の事態に陥ることもありそうですから、ご使用はあくまで自己責任でお願いします。

    個人的にはJP-DX1とXIGMATEKのXi-3 HDTをメインで使っていくことになりそうです。


    CONECO・NETレビュー
    高純度銅微粒子を配合した期待のグリス




    アイネックス ナノダイヤモンドグリス JP-DX1アイネックス ナノダイヤモンドグリス
    JP-DX1


    商品詳細を見る


    XIGMATEK ハイエンドサーマルグリス、熱伝導率9.1W/mK、4g XI-3 HDTXIGMATEK ハイエンドサーマルグリス
    熱伝導率9.1W/mK、4g
    XI-3 HDT


    商品詳細を見る


    CoolLaboratory クールラボラトリー 熱伝導グリス Liquid CopperCoolLaboratory クールラボラトリー 熱伝導グリス
    Liquid Copper


    商品詳細を見る


    Cool Laboratory 液体金属 注射器入り 熱伝導率:82.0W/m・k ドイツ製  LIQUID PRO+CSCool Laboratory 液体金属 注射器入り
    熱伝導率:82.0W/m・k ドイツ製
    LIQUID PRO+CS


    商品詳細を見る


    関連記事
    2014/10/20 Mon. 10:09 | trackback: 0 | comment: 6edit

    コメント

    >>Liquid Copperを適量出してみる
    >>予想はしていましたが妙な色のグリスです。見た目が良くない(^_-)-☆

    こっ これは見まごうことなき
     見事なまでの
      通称、として親しまれてきたが、
       まさに文字通りの

        う◯こ でございますね・・・・!(*`・ω・´*)

    小倉日記 #- | URL | 2014/10/20 17:36 * edit *

    こんばんは!

    見た目も良くないし、冷却性能も今一つでした。
    かなり期待していただけに残念でした(^_-)-☆

    銅の香りがするみたいですが、この形だけに鼻を近づけてまで
    匂いを嗅ぎたくないですよね(笑)

    海ザルMAX #- | URL | 2014/10/20 18:09 * edit *

    検証お疲れ様です。

    とても残念な結果ですねぇ。
    ひょっとしてDX-1と混合させて使わせたら効果激増?とかならないですかねぇ。。。

    確か導電性がありましたよねぇこれ、、、垂れるようなことなかったですか?

    markerao #- | URL | 2014/10/21 00:06 * edit *

    あるがとうございます。

    > ひょっとしてDX-1と混合させて使わせたら効果激増?とかならないですかねぇ。。。
    確かにそれがあればナイスですね!
    もう少し冷えるかなと思っていましたが、まさかの結果で残念でした(^^)/

    > 確か導電性がありましたよねぇこれ、、、垂れるようなことなかったですか?
    伸ばしやすいし、糸を引くような粘性はありませんでしたよ!
    もしかしたら熱が加わると垂れやすくなったりして・・・

    あまりの結果にDX-1に戻してしまいましたよ(^_-)-☆

    海ザルMAX #- | URL | 2014/10/21 07:38 * edit *

    こんばんワン!

    それはコワイ一物の気がしますね
    酸化前で良かったような~。

    他のにしましょう (^_^)

    オリエントブルー #- | URL | 2014/10/21 21:23 * edit *

    オリエントブルーさん こんばんは!

    > それはコワイ一物の気がしますね
    ご使用は自己責任でお願いします。いかなるトラブルも保証致しません。
    こんなことを書いてあるグリスですから、この程度の冷却性能なら
    あまり興味本位で使うグリスではなさそうです。

    > 酸化前で良かったような~。
    確かにです(^_-)-☆
    銅=酸化というイメージがあり、恐らく数日使ったら酸化してCPUやクーラーの
    ベースプレートも変色しそうですね。
    これだけの冷却性能でしたからLiquid Copperが馴染む前に
    早々にDX1に塗り替えました(^^)/

    酸化してCPUとクーラーが完全に固着したらメチャ冷えそうな気もしますが
    そこまでは人柱はできませんでした(笑)

    海ザルMAX #- | URL | 2014/10/21 21:54 * edit *

    コメントの投稿
    Secret

    トラックバック
    トラックバックURL
    →http://4338.blog.fc2.com/tb.php/155-16de0d4c
    この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)